ローンの返済。
マイホームを買うときに、最も心配になることの一つですよね。
せっかく夢にまでみたマイホームを手にいれても、その後の返済で苦労したり、万が一、最悪払えなくなってしまったことになったら一大事です。
そのため、現実的に将来返済可能な金額の予算内で収めることは、マイホーム購入時に非常に大切なことになります。
そこで今回は、住宅ローンを実際に計算してシミュレーションできるように、住宅ローンの計算フォームを作ってみました!
いろいろと条件を変えて計算できるので、返済額がどのくらいになるのか試してみてください。
合わせて、無理なく返済できる範囲についてや、どんな計算式が使われているかについても触れていますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね😁
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実際に計算してみよう!
それでは早速にはなりますが、まずはとりあえず月々の返済額がいくらぐらいになるのか、ちゃちゃっと計算しちゃいましょう!
そのための自動計算フォームをこちらに作りましたので、じゃんじゃん計算してください!
※金利は完全固定金利、ボーナスは年2回支払いの条件で計算しています。また、使用した計算式は第3章を参照してください。
果たして、あなたの計算結果はいかがだったでしょうか!?
いろいろと条件を変えながら、どんな返済額になるのか試してみてくださいね。
そして計算すると気になるのが「それが無理なく返済できる範囲なのかどうか」ですよね。
そこで次の章では、その点についてさらに深掘りしてお話していきますよ。
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無理なく返済できる範囲
この章では、無理なく返済できる範囲がどのくらいなのかについてお伝えします。
一般的には、手取り年収のうちのローンの割合と返済計画の余裕度の関係は、下記の表の通りと言われています。
ローンの年収割合 | 返済計画 |
---|---|
20%以下 | 理想の返済計画 |
25%以下 | 無理なく返せる範囲 |
25~30% | かなり頑張らないといけないかも |
30%以上 | 危険水準!要注意! |
表を見ると分かりますが、ローンの割合が手取り年収比の25%以下であれば、一般的に無理なく返せる範囲と言われています。
そして、25%を超えるとがんばって返さないといけない領域に入ってきて、30%を超えると危険水準になります。
一生に一度のマイホーム購入、どうしても自分の理想を叶えたくて資金的に無理をしてしまいがちになります。
しかし、夢のマイホームでの生活が始まっても、ローンが苦しくて楽しい生活ができなかったら元も子もありません。
夢と現実の狭間を上手く見極めながら、最適な金額を借りて行けたら良いですね。
※住宅ローンの借入可能額と無理なく返済できる範囲の詳細についても別ページで詳しくお伝えしていますので、興味のある方はこちらにも遊びにきてくださいね。
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困ったらFPに相談!
果たして、第1章であなたが計算したシミュレーション結果は、いかがだったでしょうか?
無理なく返せる範囲でしたか?それとも、ちょっと返済が難しそうな感じだったでしょうか?
もちろん、これはあくまでも一般的な話なので、下記の条件によって返済の余裕度が変わってきます。
- 家族の人数
- 現在の年齢
- 住んでる地域
- 生活費
- 収入
- 貯蓄
- 仕事
- 昇給
- 退職金
- 子供の進学先
- 資産運用
- 車
- 趣味
- 旅行
- 親の介護
- などなど
そのため、これらの条件を考慮した上で、自分にあったオリジナルの返済計画を考えていく必要があるのですね。
でもでも、こんなにたくさんのことを考えないといけないとなると、素人判断ではなかなか難しいものがあります。
そんなときには、お金のプロのファイナンシャルプランナーの方に相談するのが良いです。
こちらのページでは、Webからオンライン相談申し込みが可能な、無料のファイナンシャルプランナー相談サービスのサイトを紹介していますので、興味ある方はこちらにも遊びにきてくださいね。
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計算式と計算例
この章では、住宅ローン返済額の計算式をお伝えしたいと思います。
ちょっと難しい話になりますので、数学に興味の無い方スルーしてください(笑)
返済額の計算式はそこまで複雑ではなく、エクセルなどでも割と簡単にシミュレーションの計算式を作れるので、興味のある方はぜひ。
※これから紹介する計算式は、返済完了まで金利が変わらない完全固定金利の場合の計算式です。
ローンの計算式
まずは、住宅ローン返済額の計算式から見ていきたいと思います。
こちらです。
この式が、月々の返済額を計算するための計算式になります。
ちなみにここの計算式に出てくる金利は、月々計算の場合は月利、ボーナス払いの場合は半期の金利となり、年利とは異なる数値になりますのでご注意ください。
しかしながら、この計算式を見ただけでは、いまいちどんな計算になっているのかいまいちイメージしずらいですよね。
そこで、ローンの計算例も紹介したいと思います。
ローンの計算例
上記の計算式を使っての計算例を1つ示します。
計算条件としては、第1章のデフォルトの数値としていれていた、下記の条件にしたいと思います。
- 借入金額=3000万円
- ボーナス分20%=600万円
- 金利=年利1.2%
- 返済期間=35年
この条件で、月々の返済額とボーナスの返済額を実際に計算してみます。
月々の返済額
上記の計算条件を月々の返済額の条件に直すと、下記の通りとなります。
- 月々返済分の借入金額=2400万円
- 月利=年利1.2%÷12=0.1%
- 返済回数=35年×12=420回
そして、実際の計算式がこちらになります。
このように、月々の返済額が70,009円と計算できます。
ボーナスの返済額
上記の計算条件をボーナスの返済額の条件に直すと、下記の通りとなります。
- ボーナス返済分の借入金額=600万円
- 半期の金利=年利1.2%÷2=0.6%
- 返済回数=35年×2=70回
そして、実際の計算式がこちらになります。
このように、ボーナスの返済額が105,224円と計算できます。
返済の合計額
また、補足になりますが、先ほど計算した1回当たりの返済額に、返済回数を掛けたら合計の返済額が計算できます。
そして、実際に計算した金額がこちらです。
- 月々返済の合計=70009円×720回=29,403,780円
- ボーナスの返済額=105224円×70回=7,365,680円
- 合計の返済額=月々+ボーナス=36,769,460円
計算結果を見ると、3000万円を固定金利1.2%・35年ローンで借りると、返済金額の合計は約3677万円になります。
1.2%というとかなり低金利なのですが、それでも677万円分の利息を支払う計算になります。
お金を貸してもらう立場でなのであまり文句は言えませんが、金利ってやっぱり高いなと正直思いますよね。
複利の魔力、恐るべしです!
終わりに
以上で、住宅ローンのシミュレーションと、返済計画の余裕度についての話を終わります。
金銭面でトラブルが発生すると絶対に逃げられない問題に発展してしまいますので、それだけは確実に避けたいです。
決してそんなことにならないように、マイホームを買う時にはしっかりと返済計画を建てて、無理なく返せる返済プランにしていきたいですね。
あなたにピッタリの返済計画ができること、心よりお祈りしています!
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